Boostnoteがいい
普段研究とか生活のメモとかは,全部Evernoteに記録していた.簡単に使えるし,見た目も良いし,Safariや他のアプリとの連携もよくできるので,スクラップブック的な用途でも重宝してきた.しかし,プログラムを書く頻度が増えてくると,いろいろと不満が出てきた.
- コードブロックが貧弱
- 3デバイス以上で使おうと思うとPremiumにしないといけない
- しかしPremiumにしたところで不要な機能がいっぱいある.プレゼンモードとか
- Markdownで書く&プレビュー -> 会社のconfluenceやブログにポストというワークフローが実現できない
とくに1つ目のコードブロックは結構困りものだった.
そこで見つけたのがBoostnote.割と前からあるが知らなかった.同僚とビデオ通話したときに,同僚が使っているのがちらっと見えて,そのきれいなコードブロックにピンときて使い始めた. 使ってみていいなと思った点を列挙すると
- Markdownでかける.リアルタイムにプレビューできる
- コードブロックがすごく良い
- Evernote的な検索がちゃんとできる.タグとかフォルダも作れるから整理もできる.
- 画像の挿入もドラッグ&ドロップで簡単
- ストレージをDropboxとかにおけば,デバイス間でノートをsyncできる (Boostnote内のデータを、クラウド上に同期する方法 - Boostnote).
- チェックボックスを作るとノート上部に進捗を%表示してくれる
要はプログラマに特化したEvernoteという感じ.一方イマイチなところもまだまだある
- プログラムを書かずに日記とかメモ的な運用をするならMarkdownは面倒(これは使い方の問題)
- 検索に日本語が入力できない.ペーストはできるが...
- 最新のリリース(GitHub - BoostIO/boost-releases: 🚀 Boostnote app releases & changelog)ではMarkdownエディタの横に警告マークが出てきて邪魔.
- Evernoteのインポートツールがあることはある(GitHub - BoostIO/ever2boost)が全く動かない.
仕事ではプログラムをよく書くので,完全にBoostnoteに移行した.一方家でやる研究やメモはあえてBoostnoteでかく必要はないから,Evernoteのほうがいいかなーと思っている. また,Evernoteのインポートツールは,いろいろ試行錯誤した結果
- Issueで議論されている通りのエラーが出るので,enexファイルをエディタか何かで編集し,不要な箇所を削除.
- sudo権限で
convert
を実行
すればできた.