普段の時間の使い方と研究の記録
僕は普段会社員として働くかたわら,2年前からとある大学の博士課程に入学して,博士学生として研究もやっています.そのような二足のわらじを履いてはや二年,いろいろ試行錯誤しつつたどり着いた時間の使い方などについて書きたいと思います.
一日の流れ
だいたいこんな感じで仕事と研究を両立させています.
- 7:00 起床(たまに早く起きてジョギングなど運動)
- 8:00 出社
- 18:00 帰宅
- 21:00 食事や入浴を済ませ研究開始
- 23:30 研究終了
- 24:00 一日のまとめなどして就寝
割とホワイトな会社かつ「遅くまで会社にいないやつ」と周囲に印象づけることに気をつけて会社員生活を歩んできたので,結構早く帰宅しています.また,専攻は多変量解析法の理論的研究(主成分分析や因子分析などの多変量解析法をいろいろ魔改造する研究)なので,基本的に自宅で研究できます.先生とはたまに連絡を取りつつ,主に論文を書いたりしています.
今はこんな感じの時間の使い方で落ち着いているのですが,こういうパターンを発見するまでにいろいろと紆余曲折がありました.その中で学んだことを以下にまとめます.
遅くまで研究しすぎない
院生になりたての頃は「研究頑張るぞ」と息巻いて,深夜2時や3時まで研究をがんばる夜も多くありました.しかし今年で30代に入った事もあってか,遅くまで研究すると次の日の仕事にかなり響きます.何日か繰り返すと慣れるかなと思ったのですが,全く慣れず,それどころか次の日の夜は早く寝たい気持ちになってしまうので,結局研究に避ける時間が少なくなる事に気づきました.そんなこともあって,最近は(よほど何かの締切に追われていない限りは)24時までには研究を終えて床につくようにしています.「細く長く」続けていくスタイルが僕にはあっているようです.
子供が生まれると研究に割ける時間が増える
子供が生まれる前は,夕食後妻とダラダラしていたので,結局研究を開始できるのは妻が眠って以降の22時頃からでした.しかし子供が生まれて以降,妻と子供が遅くとも21時頃には,規則正しく就寝するようになったので,その分長く研究時間が取れています.周囲には「子供が生まれると自分の時間がなくなるよね」と言われていましたが,実際生まれるとそんなことはないなぁと思いました.もちろん,夜泣きがひどいときにはあやすのを手伝ったりもします.
ちゃんと研究してると仕事にもいい影響が出る
夜やっている研究と昼の仕事とが比較的近いせいもあり,夜しっかり研究していると,その時の気づきを仕事に応用したり,反対に仕事の気づきを研究に応用したりと,二足のわらじならではのメリットも大きいなと思います.頭も切り替わっていい感じです.
記録を取ることは大事
研究生活を始めた当初から,画像みたいな感じで研究ノートをEvernoteにつけています.ほぼ日記みたいな感じです. 毎日やったことや,やり残したこと,感想などを書き付けておくと,達成感もあるし,タスク管理も簡単にできるので,重宝しています.1年前の研究ノートとか見ると,結構懐かしい気持ちになります.WunderlistとかAsanaとか,タスク管理やプロジェクト管理のアプリを使ってみたこともあったけど,結局めんどくさくてあんまり使わず,Evernoteに落ち着いています.
また思いついたら書きます(ブルーライトカットメガネを会社に忘れてきて,目がしょぼしょぼして疲れる...).